2021/08/18
皆さんこんにちは!
レディラック大阪梅田本店セラピストの仲野です(*^-^*)
今回はむくみについてお話していきます。
夕方になると足がむくんで足首には靴下の跡がくっきり。
体のいろいろな部位に発生し、私たちを悩ませるむくみの症状。
そのとき、体の中ではどんなことが起こっているのでしょうか。
体がむくむメカニズムと正しい解消法をお教えします。
人間の体のおよそ60%は水分で、そのうち40%は細胞内(細胞内液)に、20%は細胞外(細胞外液)にあります。このうち、細胞外液がむくみに関わってきます。
細胞に栄養を届けたり、老廃物を除去したりしていますが、通常は体内の水分の割合は維持されています。
しかし、そのバランスが崩れて組織と細胞の間に余分な水分が溜まると、むくみが発生するのです。
むくみは、毛細血管から細胞の間に流れ出る水分が多くなったり、毛細血管やリンパ管へ吸収される水分が減ることによって起こります。
では、どんな時にそれが起こるのかというと、多くは血液の循環が悪くなったときです。とくに脚は心臓より下にあるので重力の影響で血液が心臓に戻りにくく、ふくらはぎの筋ポンプ作用と静脈の逆流防止弁の働きによって血液を心臓に戻しています。
しかし、立ったり、座ったりしたまま体をあまり動かさないでいると、ふくらはぎの筋ポンプが働かず足の血液の循環が悪くなります。また、スタイルをよく見せるためにガードルなど窮屈な下着を身につけると血液循環が悪くなり、むくみにつながる場合があります。
食べ物では、塩分の摂り過ぎがむくみに直結します。体には塩分濃度を一定に保とうとする働きがあるので、塩分を摂り過ぎるとそれを薄めるために水分を溜め込みやすくなるのです。
☆今日からできるむくみ解消法☆
根本から血液循環を良くするには、運動などでふくらはぎの筋力をアップさせることが有効ですが、即効性があるのは体を温めることです。
体が冷えていると、毛細血管の血液循環が悪くなり、むくみにつながります。夏の冷房や冬の外気による冷えを避けるような服装を心がけてください。靴下を履くなど、手足が冷えないようにしましょう。
入浴もシャワーですませるのではなく、湯船につかることを習慣にしましょう。むくみが気になるときには、手浴や足湯もおすすめです。
むくみのない健康的な身体を一緒に作りましょう♪