2021/09/22
皆さんこんにちは♪レディラック大阪梅田本店セラピスト仲野です。
今回は乾燥についてお話していきます。
季節はすっかり秋に移り変わり、爽やかで過ごしやすい気候になりましたね。
でも、実はこの“過ごしやすさ”が乾燥の始まりでもあります。
お肌にとって最適な湿度は65%程度と言われており、60%を下回ると、肌の乾燥が進みニキビなどの肌荒れを起こしやすくなるため注意が必要です。
肌を刺激や乾燥から守っているのは、肌の表面にある角質層で、平均およそ0.05mm、料理用ラップ程度の厚みしかありません。角質層の表面は、皮膚から出るわずかな水分や脂分でできた天然のクリーム覆われています。角質層の細胞の間は、セラミドなどを主成分とした細胞間脂質で満たされています。
この構造によって、ホコリや雑菌といった異物、さまざまな刺激から肌を守りながら、肌の水分も保つ「バリア機能」を担っています。
しかし、秋から冬にかけては肌の新陳代謝が弱まるため、皮脂の分泌量も低下します。そのため、摩擦などの外的な刺激に弱くなったり、体内の水分が蒸発しやすかったりする状態になっているのです。
しかし、秋から冬にかけては肌の新陳代謝が弱まるため、皮脂の分泌量も低下します。そのため、摩擦などの外的な刺激に弱くなったり、体内の水分が蒸発しやすかったりする状態になっているのです。
入浴後や洗顔後は、保湿力の高い化粧水や乳液、クリームなどでスキンケアを。春、夏はさっぱりタイプの化粧水や乳液を使っている方も、「涼しくなってきたな」と感じたら、保湿力の高いしっとりタイプに切り替えるタイミングです。
「オイリー肌で、サッパリタイプじゃないとダメ」という方も、実は肌が乾燥していて脂分の分泌が活発になっている「隠れ乾燥肌」の可能性もあります。
しっかり保湿ケアすることで、過剰な皮脂の分泌が抑えられ、テカリや化粧崩れが改善する可能性があるため、この機会にスキンケアアイテムを見直してみてもよいでしょう。
冬に向けて強いお肌作りをしていきましょう!