2019/06/24
シミには様々な種類があります。
色素沈着の原因はメラニンですが、メラニンは真皮に紫外線が届かないようにブロックする役割を担っています。紫外線を浴びるとメラニンが増えるものの、通常であれば表皮のターンオーバーによって角質一緒に排出されます。
様々な理由により肌のターンオーバーが乱れてしまうと、メラニンが肌に残ります。
シミの中で最も多いのが紫外線が原因で生じる色素沈着で老人性色素斑と呼ばれます。老人性色素斑は頬骨の高い部分にできやすく、丸くて平坦な形をしています。
中高年女性に多いのが肝斑です。肝斑は頬骨や額の左右対称に出てくる均一なシミで、女性ホルモンに関係していると考えられています。
一般的に30代から40代の女性に多く見られ、女性ホルモンが減り始める30代後半から更年期にかけて出やすくなります。ストレスや洗顔時の摩擦なども肝斑の原因になります。
ニキビや炎症の後に肌に残ってしまうのが炎症性色素沈着です。炎症性色素沈着は年齢や性別を問わず生じますが、時間が経つと薄くなります。
日本ではシミを改善するために美白化粧品を使う人も多いです。ドラッグストアやネットショップには様々なメーカーの美白化粧品が並びます。
なかなか薄くならない頑固なシミの場合は、皮膚科や美容クリニックに通って治療を受ける人もいます。