2022/04/01
皆さんこんにちは(*^^*)
今回のテーマは『バリア機能☆機能低下の原因と肌荒れとの関係』についてです♪
【皮膚のバリア機能】
バリア機能の具体的な機能は、2つあります。
1、体内の水分蒸発を防ぐ保湿の役割
2、異物※侵入を防ぐ保護の役割
※化学物質、大気汚染物質、ダニ、ハウスダストなど
<1>の役割が出来て初めて
<2>の機能が発動します!
【皮膚バリア機能低下でトラブルの原因に】
肌は古い細胞は新しい細胞と入れ替わり、日々「肌は更新」されていきます。
この更新作業を「ターンオーバー」と呼びますが、肌バリア機能低下と、
ターンオーバーのスピードが遅くなります。
すると古い細胞が長くお肌に居座ってしまい、徐々に水分も少なくなり、
<シミやシワ、ニキビの原因>となるのです。
【バリア機能を保つ3つのうるおい成分】
①皮脂膜
皮脂膜とは?→角質層の表面は汗と皮脂からなる膜
皮脂膜の役割とは?
→乾燥や摩擦、アクネ桿菌と呼ばれる細菌などのの外的刺激から
肌を保護してくれていると同時に、角質の水分蒸発を防ぐ天然の保護膜
(皮脂膜の成分は、肌に住みつく美肌菌が分解した皮脂と汗で、
細かく言うと、脂肪酸やグリセリン、ワックスエステルやスクワレンなどが主成分です。)
②天然保湿因子(NMF)
天然保湿因子(NMF)とは?→角質細胞の中に存在する保湿成分
天然保湿因子(NMF)の役割とは?
→空気中の水分や、真皮からの水分を吸湿して、肌に潤いを与える役割
(反対に、NMFがなければ、肌は水分を保つことができません。
どれだけこまめに水分を与えても潤いにくく、また常に乾燥した肌状態になってしまうのです。)
③細胞間脂質
細胞間脂質(NMF)とは?
角層細胞と角層細胞の間にある、セラミド・コレステロール・脂肪酸などの
脂肪の総称。約50%をセラミドが占めている油溶性のうるおい成分
細胞間脂質の役割とは?
→細胞と細胞をしっかりと接着するセメントのような役目で、肌内部の水分が蒸発するのを防ぐバリアの役割
(細胞間脂質は、それ自体が保湿成分としての機能を持っています。)
【皮膚のバリア機能チェック】
「バリア機能が働いている肌」
・キメが整っている
・透明感がある
・うるおいがある(もっちり、しっとり)
・黒ずみのない毛穴
「バリア機能が落ちている肌」
・くすみ、シワ、シミ、ニキビが多い
・カサカサ乾燥している
・かゆみがある
・赤みがある
・ヒリヒリする
・黒ずみのある毛穴
【バリア機能低下の原因】
・加齢・ストレス・不規則な生活
・間違ったスキンケア・紫外線
・乾燥・妊娠、出産・大気汚染物質
【バリア機能を維持するためには】
・規則正しい生活
・保湿をクリームまで塗る
・摩擦を防ぐ
・肌に合ったスキンケアを使う
バリア機能を高めて刺激に負けない肌になりましょう!
そうすれば肌年齢をキープすることができますよ♪