「保湿=化粧水だけ」ではダメな理由!

 

 

皆さんこんにちは!LadyLuckの小城です♪

「保湿」と聞くとどんなスキンケアを思い浮かべますか?
約12年以上、スキンケアを専門にエステをしていますがよくお客様の声で多いのが、

『化粧水をたっぷりつけて保湿しています!』
『毎日シートパックをして保湿しています!』

などの声をよく頂きますが、
実は!保湿をするのには化粧水だけでは保湿できません!
化粧水+皮脂量に合わせたクリームを塗ることが保湿なのです!

今回は「保湿=化粧水だけ」ではダメな理由をご紹介していきます♪

肌の潤いを守っているのは、皮膚の最も外側にある「角質層」です。
表皮はわずか0.2mmの厚みで、さらに一番外側にある角質層は約0.02mmの、ラップ1枚分ほどの薄い層で、外部刺激から肌を守り、内部の潤いを逃さない「バリア機能」をもっています。

肌の潤いは、角質層の次の3つの要素のバランスが整い、バリア機能がうまく働くことで保たれます。

(1)NMF(天然保湿因子)
水分を蒸発しない為に保持をする機能

(2)細胞間脂質
レンガのように並んでいる細胞同士をくっつけるセメントの役割

(3)皮脂膜
汗と皮脂が混じった、肌の表面の水分の蒸発を防ぐ膜(天然の保湿クリーム)

この「3つの保湿要素のバランスが整っている=健康な肌」ということなのです。

実は化粧水の水分だけではこの3つの保湿要素を補えません。
つまり、化粧水は次のお化粧品の浸透を高める為の前処理のようなものです。

例えるならテーブルに霧吹きで水をかけて時間が経つとその水は蒸発しなくなってますよね?
では水をかけたテーブルの上に油を混ぜて塗ると水分は蒸発しないでテーブル留まっているイメージができるかと思います。

肌でも同じことで、化粧水やパックだけでは油分がないので水分は蒸発するので、『クリーム(油分+水分)』を足して保湿をします。

ですが、肌の皮脂腺から脂が出て皮脂膜を作る機能が元々備わっているので、クリームの油分量が多過ぎてもバランスが崩れてしまいます。

皮脂量が多く出る肌には油分が入っていないオイルフリータイプ、皮脂量が少ない方には油分が多いこってりとしたクリームというように違うタイプのクリームをおススメします。

当サロンではその保湿クリームを皮脂量や肌状態に合わせて10種類用意させて頂いておりますので、
ぜひ肌診断をしに来てみてください♪